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性的同意プロジェクト

​性被害の無い安全なキャンパスの実現へ

昨年6月、ICU関係者を対象とした「大学における性被害・目撃経験」に関する実態調査を実施しました。その結果、セクシュアルハラスメント等を含む性被害や、レイプに該当する性暴力被害を受けたことのある学生が複数存在することが明らかとなりました。これをうけ、この度、私たちはICUに在籍する学生として性被害のない安全なキャンパスの実現を願い、ICUのジェンダー研究センター(Center for Gender Studies、以下CGS)の監修のもと「性的同意ハンドブック」を作成いたしました。

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2023年4月、新入生オリエンテーションにて性的同意ハンドブックを配布しました

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2021年12月、性被害に関する実態調査の結果と状況改善を求める請願書を岩切学長に提出しました

国内の大学で初めて性的同意に関する

講義受講の義務付けを実現

性的同意ハンドブックの配布に先立ち、2022年度9月以降に国際基督教大学に入学した学生を対象に、新入生オリエンテーションにおいて、CGSによる性的同意に関するレクチャーの受講が必須となりました。加えて、2023年度4月以降は、新入生全員に性的同意ハンドブックが配られることになっております。このように、全学生に性的同意に関する講義受講の義務付けとハンドブックの全数配布を実施するのは、日本国内の大学において初めての試みであり、学内における性的同意についての認知度を上げ、性暴力のないキャンパスの実現に繋がることが期待されます。

 性的同意ハンドブックを読む 

​※クリックするとPDFファイルが表示されます

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